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苦笑しつつシファンは応じた

はあっさりそう言うと、中へ踏み出した。  黒いペガサスのタペストリーが飾られた聖堂を突っ切り、階段を上がる。途中に出会うカリギュラの部下達は、シファンを中心に簡単に打ち倒していく。シファンの武器は細身の西洋剣である。また、時にはルシエルも細腕で拳銃を使いこなして戦闘に加わる。  「2手に別れる。シファンと第一部隊は私と来い。 我々が動きを止めている間、残りはなるべく敵を引きつけておけ。出来るだけ短時間で片付けたい」 各隊長が丁寧な一礼で応じ、言われたように動き出す。ルシエル達は、先程占領した一室に身を潜めた。すぐさま、轟音が聞こえてくる。 「……ランの奴が調子に乗ってるな」www.banwu.org ルシエルは呟いた。ダーク?ペガサスとしての部下から、一転、アレクシル家の部下に転向した1人。……爆発物が大好きな人物である。 「厭でも殆どを引きつける事でしょう」 苦笑しつつシファンは応じた。 戦力差にものを言わせすぎですね(汗)記念すべき100話目は……主人公出て来ません(汗)。  屋敷の裏に停められた車からケイが姿を現した。いつも通り、武器は1つも持たず黒基調のラフな格好をしている。組織の幹部を暗殺に来たとは思えぬリラックスした様子で裏口から内部へ。……リラックスして当然である。この屋敷には、ターゲット以外に彼の敵はいないのだから。  「お待ちしていました」 サージェンがケイを迎えた。バーバリーブルーレーベル 「ははっ、それもおかしな台詞だぜ。お前、いつからカリギュラのパシリやってたんだ?」 「はじめからですよ」 ひゅう、とケイは口笛を鳴らして--固まった。 「まさか、ユウまでなんてこたあ……」 「それでは何か、あなたに不都合な事でも?」 「いや、なんつーか似合わねえなと」 サージェンは良く判らない、という表情をしつつ 「まあ、そういった話は聞きませんね」 と返答した。 ダウンジャケット  ケイはガレリアが嫌いである。自分の意思を持たず、幹部でありながらカリギュラに隷属しているつまらない男。サージェンも好きではない。物事を利益でしか考えぬ、つまらない男。  その点、カリギュラと対立する--ゆくゆくは処分するために重役にまで上りつめたルシエルは面白い。ユウは同国人ということもあるし、彼の一本気な性質がかなり好きだ。
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